●こんなお話
一家惨殺事件が起こった家をきっかけに関係者が殺されていく話。
●感想
日本の屋敷で働いていたアメリカ人が明らかに呪われているのに帰国しちゃったものだから、帰宅先の自宅で惨殺事件が起こって、その家に入った人たちが呪われていく様子が描かれていきます。
オリジナルの呪怨にあった描写をしっかりと描きつつ黄色味がかって落ち着いた映像もクールでかっこよく好感の持てるリブートでした。
主人公は旦那さんを病気で亡くして息子と共に転任してきた刑事さんで何か過去にあったらしい相棒と組むことになって、腐乱死体が発見されたことをきっかけに呪いの家に入り込んじゃって自らも何やら幽霊みたいなものを感じ始める。
呪怨シリーズらしく時間軸が行ったり来たりして、呪いの家に関わる人たちの恐怖体験が描かれていきます。嬉しかったのはジョン・チョーさんが登場して幽霊に襲われる姿が個人的にはよかったです。子どもができたけど素直に喜べず苦悩する姿を演じていました。
さらに別の時間軸では妻を安楽死させたい旦那さんの依頼で安楽死を行う業者を呼ぶけど、その人も家に入っちゃったものだからさあ大変という。安楽死を行う仕事というのはあまり見たことなかったので面白かったです。
ただホラー映画としてはドーン! とびっくりお化けが登場。というだけなので心霊描写ホラー病さとしては新鮮さはなくアメリカンな幽霊の登場の仕方なので見せ場がそれほど盛り上がらず作品全体としては盛り上がりに欠けてしまうのが残念でした。
とはいえエンドクレジットの静けさとかも印象に残る映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2021/07/18 Amazonプライム・ビデオ
リンク
監督 | ニコラス・ペッシェ |
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脚本 | ニコラス・ペッシェ |
原作映画脚本 | 清水崇 |
原案 | ニコラス・ペッシェ |
出演 | アンドレア・ライズボロー |
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デミアン・ビチル | |
ジョン・チョー | |
ベティ・ギルピン | |
リン・シェイ | |
ジャッキー・ウィーヴァー |