●こんなお話
アマゾンを破壊する企業を訴えるための活動をしていた欧米人たちの乗っていた飛行機が墜落しちって、そこの部族に捕まっちゃって大変な目に遭う話。
●感想
アマゾンの密林を歩く原住民の親子の前にブルドーザーが現れて驚く原住民の子どものアップでタイトルどーん! というファーストカットから惹きこまれるものでツカミはよかったです。
そこから主人公たち大学生の日常が始まって、環境保護活動に参加する主人公。そこから仲間たちと現地に飛んでエコテロリスト的なことをやったあとの帰りに飛行機が墜落して…。という本編に入っていきますが、そこまでが開始45分ほどと100分の映画で半分くらい経たないとスタートしない感じなので退屈でした。
そしてやっとこさ食人族の恐怖が始まって、主人公たちが襲われますが。その襲撃シーンも見せ場で盛り上がるところだと思いますが、そこまで激しいゴアシーンでもなく期待外れというか肩透かしというか、ここまで楽しみに待っていたのに残念な気持ちになっていきました。
1人また1人とやられていって、主人公たちはただ座して死を待つわけにはいかないと逃げようとして……。という流れも特にハラハラドキドキもせず、追われる恐怖もなく盛り上がることもなかったです。蟻に襲われる刑とかもっと直接的に見せてほしかったりもしますが、そこもあまり描かれなかったり。
そして主人公がどうやって逃げるきっかけも原住民側が動いてくれて、次の行動に展開していくというのもなぜあの少年が主人公と仲良くなったのかとかそういう気持ちになったのかもわからなかったです。
とはいえ、ジャンル映画としての一定の面白さはあって楽しい映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/12/09 DVD 2017/10/06 NETFLIX
リンク
監督 | イーライ・ロス |
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脚本 | イーライ・ロス |
ギレルモ・アモエド |
出演 | ロレンツァ・イッツォ |
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アリエル・レビ | |
アーロン・バーンズ | |
カービー・ブリス・ブラントン | |
スカイ・フェレイラ | |
マグダ・アパノヴィッチ | |
ダリル・サバラ |
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