映画【劇場霊】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 なかなか芽が出ない役者さんがやっとこさ大役を掴むけど、魂がこもった人形に劇団関係者みんなが邪魔される話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 冒頭で人形を巡る殺人事件があって予想外の出だしで面白く見ることができました。そこから主人公が売れない役者人生を送っていて、舞台のオーディションに受かって喜んでたら人形の首がどういう経緯かでその現場に遭って、その舞台がどんどん恐怖体験していく。

 今までのJホラーの構図とかフォーマットみたいのものに挑んでいる映画で、1番怖いものは何か? というのを考えさせてくれる映画でよかったです。怖がらせよう怖がらせようというシーンはないので、ホラーが苦手な人でも見られる映画でした。そのため、怖い怖いホラーを期待してしまうと肩透かしなのかな? とも思いました。人間の欲望や心がどこまでも怖く描かれるのは面白かったです。

 ストーリーはいわゆる突っ込みどころが多くて、ホラー映画は基本相手が襲ってきてそれにリアクションする人たち。という構図で、キャー! と叫んで襲われたら終わりの繰り返しで、主人公が何か能動的に動いていかないと同じ事の繰り返しに見えてしまって退屈に感じる部分もありました。人形が襲ってくるのも今の時代に見るとまったくもって恐怖は感じないし、それに驚く人たちのアップをおどろおどろしい人形の目線で見ても逆に笑いそうになってしまいました。

 人形担当のイケメンさんが人形を作った人に会いに行って、人形が誕生した経緯が語られるところからやっとこさ主人公が動き出すので、映画が動かない印象になってしまっていると思いました。それに2人も殺人が起きているのにこれといって問題もなく舞台が続くというのもどうなの? と思ってしまったり、イケメンさんが相棒になって人形に挑むという流れも突然すぎて盛り上がりに欠けました。そこに至るまで、メインの描写が舞台の練習なのが入り込めなかったです。

 とはいえ、台本を全部覚える主人公というのをぱるるさんがなかなかハマっていて健気だなぁと応援してしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/11/24 TOHOシネマズ川崎

監督中田秀夫 
脚本加藤淳也 
三宅隆太 
出演島崎遥香 
足立梨花 
高田里穂 
町田啓太 
中村育二 
小市慢太郎 

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