映画【グッド・バッド・ウィアード】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 満州で日本軍の隠し財産を狙う人たちの話。

●感想

 オープニングの列車強盗のアクションシーンから迫力あるもので、一気にこの世界にひきこまれました。どのアクションシーンも迫力と勢いがあってすごかったです。

 ところが、宝の地図を巡って単純な奪い合いを見せてくれればいいのに、やたらと脇役が大勢登場して。主役3人の魅力が消されているように思えました。最後の指切り魔の正体なんて突然すぎて、伏線が断片的すぎるため正体がわかっても何の気持ちににもなりませんでした。
 せめてメインの3人の背景を描いてくれないと感情移入できないです。それぞれの思惑をわかりやすく提示して、誰と誰が組んだとか裏切ったとかで3つ巴4つ巴5つ巴の戦いにしてくれないと。延々と130分単調なアクションシーンを見せられても退屈してしまうと思いました。
 宝の正体もガッカリな感じでした。

 この内容で130分は長すぎでした。途中に入るアヘンの小屋とか必要だったのかと思ってしまいました。クライマックスのみんなが入り乱れてのチェイスシーンなんか、長すぎて何のために戦っているのか忘れそうになりました。ちょっと間延びしてしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日:2011/07/01 DVD

監督キム・ジウン 
脚本キム・ジウン 
キム・ミンスク 
出演ソン・ガンホ 
イ・ビョンホン 
チョン・ウソン 
リュ・スンス 
ユン・ジェムン 
マ・ドンソク 
白竜 
オ・ダルス 
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