●こんなお話
フラッシュが亡くなったお母さんを救うために過去改変したら大変な話。
●感想
主人公は出勤しようとするけど人助けの依頼を受けて日々頑張るオープニング。人助けしたから仕事に遅れて上司からうじうじ言われる。メディアに学生時代の同級生がいてちょっと話すけど父親が母親殺害の容疑者となっていることを探られて子ども時代の両親との思い出を回想して落ち込んだり。
夜再び同級生が訪ねてきて話していたら、スーパーで缶詰めを買いなおしに父親がいかなかったら…ということで、スーパーに戻って缶詰をこっそり母親の買い物カゴにいれて元の世界に戻ろうとしたら謎の人物に突き飛ばされて謎の時代に飛ばされて、家に戻ったら母親が生きている世界にやってくる主人公。そしたら若い主人公が現れて主人公の時代より過去に来ちゃったという事が判明。そして主人公同士が出会ってしまう。何とか戻ろうとしたら、その日が主人公が能力を得た日だったということになったので今主人公が過去主人公にその場所を連れて行くことにして警察署でドタバタがあったり。
そこで落雷で今主人公が能力を失い過去主人公が能力を得る。調子乗る過去主人公のドタバタ。そしてバットマンに会いに行ったら今主人公が知らない老いたバットマンがいる。
そしてスーパーマンを助けに行こうという事でソ連の研究所にとらわれているスーパーマンを助けに行くけど、ここも知らないスーパーガールがいて彼女を助けてスーパーマンがどこにいるのだろう? という。
スーパーガールが日光を浴びて復活したら、【マン・オブ・スティール】のときのクリプトン人が現れたのでスーパーガール、主人公たちと共闘決意。
今主人公はバットマンの力を借りて落雷の装置を作って能力を得ようとするけれどあと少しというところで装置が壊れたところをスーパーガールが空まで運んでくれて落雷。主人公復活。
そしてみんなでクリプトン人との戦いに挑む。けどスーパーガールもバットマンもやられるのでまた過去に戻ってやり直すけど何度もみんなやられる現実しかない。過去主人公はあきらめずに何度もやり直す。それを今主人公が諭すけど認めない過去主人公。そしたら謎の人物がまた襲ってきて、実はそれは〇〇でした。という。そして今主人公も母親がいるスーパーに戻って缶詰を…やって1番影響のない改変をやってハッピーと思っていたらバットマンが現れたら誰やおまえ。という。
冒頭から主人公は赤ちゃんを救う人助け、バットマンは悪人を追いかけるカーチェイスがあって盛り上がるツカミでした。映画全体にコミカルやユーモアがあって暗すぎず軽すぎずな作風が見やすかったと思います。
主演のエズラ・ミラーの今主人公と過去主人公が当たり前に画面にずっと一緒に行ってお芝居していて2人ともちょっと違う風に見えるのが素晴らしかったです。マイケル・キートン演じるバットマンの渋さもめちゃかっこいいのと、ちょっとズッコケなオマヌケな役みたいのもニコニコしながら見れました。主人公のお母さんやお父さん、スーパーガールなどの仲間たちもキャラクターが魅力的でそれだけで料金分のもとはとれる1本だったと思います。
ただ後半になるにつれてCG全開の背景の中でドカドカピッカーン! みたいな激しい映像になって世界がグッチャグチャになるという映像はよくあるようなものでボーっとしてしまうクライマックスでした。それに過去の映像作品のキャラクターが登場! みたいなものも映画単体としての面白さとかに有機的に機能しているのかとか考えてしまう作品でもありました。
☆☆☆
鑑賞日:2023/06/17 イオンシネマ座間
監督 | アンディ・ムスキエティ |
---|---|
脚本 | クリスティーナ・ホドソン |
キャラクター原作 | DC |
原案 | ジョン・フランシス・デイリー |
ジョナサン・ゴールドスタイン | |
ジョビー・ハロルド |
出演 | エズラ・ミラー |
---|---|
ベン・アフレック | |
マイケル・キートン | |
サッシャ・カジェ | |
マイケル・シャノン | |
ロン・リヴィングストン | |
マリベル・ベルドゥ | |
キアシー・クレモンズ | |
アンチュ・トラウェ |