映画【ザ・イースト】感想(ネタバレ)

the-east
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●こんなお話

 環境テロリスト集団に潜入した企業を守るための会社の調査員から見た社会問題の話。

●感想

 環境問題や環境保護団体をモチーフにしていて、そこに潜入していつバレるかバレないのかというサスペンスとその団体の青春ものとしての面白さで見ることができました。
 彼らの主義主張があって、3つの会社を潰そうとしていて、その計画が1つまた1つと実行されていくシークエンス。そして3つめのターゲットが明らかになるクライマックス。
 最初は仲のいいグループだったのがしだいにカルト教団のようになってどんどんと引き返せないところまで行ってしまう恐怖。
 また企業側の主張、企業を守る会社の主張。絶対に交わらない問題を描いているのも面白かったです。

 ただ、主人公と保護団体のリーダーとの恋愛が急に挿入されたり、しかも中途半端に。更に主人公の旦那さんも登場しますが、別にいなくてもまるでストーリーに影響はないように思えてしまったのが残念です。むしろ邪魔にすら思えました。

 モチーフは重たい内容ですが、娯楽映画として楽しめる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/06/28 DVD

監督ザル・バトマングリ 
脚本ザル・バトマングリ 
ブリット・マーリング 
出演ブリット・マーリング 
アレキサンダー・スカルスガルド 
エレン・ペイジ 
パトリシア・クラークソン 
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