映画【殺人狂時代】感想(ネタバレ)

The Age of Assassins
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●こんなお話

 人口調節の名目のもと、殺し屋たちあ襲い掛かってくる話。

●感想

 漫画のようなキャラクターの殺し屋たちが次々襲い掛かってきて、それを防ぐストーリーがとても面白いうえに細かいカット割りが独特のテンポを作っていて引き込まれる映画でした。カットの終わりとカットの頭のつながりも面白いつながりになっていて素晴らしかったです。

 ド近眼で水虫に悩む大学講師が、襲い掛かる殺し屋たちを偶然で勝ってしまう可笑しさ。そして最後に宝石を巡ってわかる真相。
 奪われたヒロインを救出するというストーリーを軸に進むのを魅力的なキャラクターたちでグイグイ引っ張っていく面白さが最高でした。

 カードにカミソリを挟んで投げる殺し屋、眼帯の殺し屋、催眠術の殺し屋、怪力男、仕込みステッキの殺し屋、様々な戦いが見れて面白かったです。

 主人公の桔梗信治の正体が突然わかるってのは、驚きで。最初ののんきなキャラクターはなんだったのかと思ってしまいますが。それはどうでもいいくらいの、最後の決闘でした。

 日本の面白いエンタテメイントだと思いました。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2012/05/08 DVD

監督岡本喜八 
脚色小川英 
山崎忠昭 
岡本喜八 
原作都筑道夫 
出演仲代達矢 
団令子 
砂塚秀夫 
天本英世 
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