映画【天空の蜂】感想(ネタバレ)

Tenkû no hachi
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●こんなお話

 高速増殖炉の上に操られた巨大ヘリコプターがホバリングして墜落させると脅迫してきて、それに対応する人たちの話。

●感想

 スケール感のでかいモチーフで、ヘリが乗っ取られる冒頭に始まって、高速増殖炉の危機に対応する人たち、犯人を捜す人たち、犯人側。といろんな人たちがヘリが墜落するまでのリミットで次から次に展開していってエンタメ作品としてハラハラドキドキさせてくれるような作品でした。

 ただ専門用語を説明するためなので仕方ないとはいえ、登場人物たちがやたらとべらべらと話続けるのでしだいに退屈していきました。そして主人公の家族を顧みずに働いてきただかで家族関係が崩壊している様子だったり子どもに対する思いを喋ったり、原発についての考えを犯人がやたらと話したり、140分という長さを体感してしまう演説大会にハラハラドキドキのサスペンス色がだいぶ薄まってしまいました。

 豪華なキャストがたくさん出てきて画面も派手だし、日本のエンタメ大作として楽しめる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/03/11 Blu-ray

監督堤幸彦 
脚本楠野一郎 
原作東野圭吾
出演江口洋介 
本木雅弘 
仲間由紀恵 
綾野剛 
柄本明 
國村隼 
石橋蓮司 
竹中直人 
向井理 
佐藤二朗 
光石研 
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