映画【テイク・ディス・ワルツ】感想

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●こんなお話

 恋愛関係から結婚生活に移行した主人公たちの話。

●感想

 可愛らしくて元気に生きる主人公の女性であり、素敵な旦那さんとも楽しく生活している。この旦那さんとのやりとりが素敵で、幸せそうな夫婦で見てると楽しい気持ちになります。

 ところが、主人公だけはそうは思っておらず。旦那さんも愛してるし、どこか物足りない生活。でも、通っているプール教室のシャワー室のガールズトークでは「新しいものがいいのは最初だけ」と話してたりするのに、イケメンで話も面白く夢もあって頑張って生きる隣人さんに惹かれていきます。

 そしてラスト5分で主人公が選択すること。結局、望んでいたものを手に入れたとしても結局、それはまた物足りないものになっていく。人生なんてのは、満ち足りることはないのか。
 見てて思ったのはおそらく、主人公自身も何が満たされてるというのかがわかってないということなのかなと。冒頭のキッチンとラストのキッチンの主人公の背後を歩く男性の後ろ姿は違う人。それでいて同じ反応をしているということはつまり。

 旦那さんを演じるセス・ローゲンさんが、奥さんを愛してるのにそれを上手く表すことができない距離感。素晴らしいです。

 ただ、このイケメン隣人さん。夢を追いかけ、しかも人力車を引っ張るのを生業にしていて大きな家で生活している。生計どうやってんだとか、リアリズムのところで気になってしまいました。が、そんなところはどうでもいいのかな? 旦那さんも料理ばっかりやってどんな仕事してんだと。奥さん、プール教室とか通って優雅に楽しんでるぞ、と。

 女性同士のシャワーシーンも見たことがなかったので、こんな感じなんだと初めて見ることができました。

 女性監督が撮る女性を見る目が怖い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/03/06 DVD

監督サラ・ポーリー 
脚本サラ・ポーリー 
出演ミシェル・ウィリアムズ 
セス・ローゲン 
ルーク・カービー 
サラ・シルヴァーマン 
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