映画【スウィート・ノベンバー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 企業戦士だった主人公の前に「11月のひと月だけ彼氏彼女になって」っつう無茶苦茶な要求をするけど、しだいに好き好きになって行く美男美女の話。

●感想

 ルックスが最高の主人公2人の画面を見ているだけで全く別次元の世界の話を見ている華やかな気持ちにさせてくれる2人でした。

 無茶苦茶でぶっとんだキャラクターのヒロインに振り回される主人公がしだいに変化していって愛に目覚めるというのは、正直新鮮さや共感みたいなものはほとんど感じられず。終始、退屈に感じました。それでいて終盤はヒロインが何を考えているのかわからないキャラクターだったのかお決まりの難病ものになっていって、それまたストーリーがさらに失速させる要素でした。主人公2人よりもヒロインのゲイの友達の方が魅力的に映し出されていたと思います。

 とはいえ、エンヤの曲がかかってヒロインとの思い出がモンタージュされるなんてのを見ちゃうだけでエンヤ力で持って行ってしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/06/16  Amazonプライム・ビデオ

監督パット・オコナー 
脚本カート・ヴォルカー 
原案ポール・ユーリック 
カート・ヴォルカー 
ハーマン・ローチャー 
出演キアヌ・リーヴス 
シャーリーズ・セロン 
ジェイソン・アイザックス 
グレッグ・ジャーマン 
リーアム・エイケン 

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