映画【映画 鈴木先生】感想(ネタバレ)

suzukisensei
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●こんなお話

 鈴木先生とその生徒たちの話。

●感想

 テレビドラマから見ていてファンとしては、鈴木先生らしい鈴木先生の魅力が詰まった映画になっていたと思いました。

 相変わらず自問自答を繰り返し、次々に起こる問題を何とか解決していこうとする鈴木先生。
 今回は生徒会を決める選挙がメインとなり、そこでカタキ役だった足子先生が復帰して全員参加の投票を決めたことにより。中学の時の体験があるある生徒が立候補して、選挙のシステムについて訴える。
 この立候補者演説会はそれぞれの生徒の個性が描き分けられていて、さまざまな主張をしていく。そしていよいよ問題の生徒が訴える内容。
 みんな頭いいな、と思いながら見てました。そこまで生徒会を決めるのに考えたことなかったので、この映画の生徒たちは真剣に向き合っていて凄いです。

 そしてもう1つ、かつて目立たない生徒だった男が公園の喫煙所という自分の居場所がなくなり。これ以上自分みたいな生徒を量産してはいけないと学校へ乱入してくるくだり。
 ここでも登場人物たちは自分の主張を繰り出してきます。それにリアクションする生徒たちもちゃんと自分の意見を発言するのが凄いです。
 ただ、この事件の解決がちょっといきなりだし。そもそも解決してないのでモヤモヤが残りました。ハイキックで終わりって……。

 ただ、ストーリーに引っ張る力はなくて退屈を感じてしまう125分でした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/08/25 DVD

監督河合勇人 
脚本古沢良太 
原作武富健治
出演長谷川博己 
臼田あさ美 
土屋太鳳 
風間俊介 
田畑智子 
斉木しげる 
でんでん 
富田靖子 
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