映画【UDON】感想(ネタバレ)

udon
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●こんなお話

 讃岐うどんを食べる話。

●感想

 ひたすらうどんをザルルル! と食べ続ける映画で130分と長い上映時間で物語が動き出すのが80分以上と長くて退屈でした。

 冒頭、主人公がニューヨークでコメディアンとしての姿が描かれますが。これが果たして必要だったのかという出だし。映画全体に入るナレーションも主人公と共に行動する編集者のヒロインが語りますが、これも効果があるのか謎でした。
 そして地元に戻ってきて雑誌の編集者となってうどんブームを仕掛けるという。ここからひたすら製麺所を巡って、ザルルルー! とうどんを食べてるだけにしか見えないです。そしてブームとなっていく大衆という姿が描かれていきますが、問題なのは主人公があまり動いていなくて大衆だけが映し出されるだけ。
 主人公が動き出すのが、確執のある父親が倒れてからうどんを継いでいこうとするあたりから。ここまでが半分以上かかってるのが長いです。

 そしてここからもうどんを試行錯誤してうどんを作っていくというもの。これもそんなに面白味を感じることができなかったです。
 讃岐うどんあるあるとかで見せてくれれば知らない世界が見られる面白さで楽しめると思いましたが、特にこれといってそういうのもなく。

 父親との確執、和解というのをもっと深く面白いと思う映画でしたが。うどんが美味しそうな映画でした。 

☆☆

鑑賞日:2013/01/25 Hulu

監督本広克行 
脚本戸田山雅司 
出演ユースケ・サンタマリア 
小西真奈美 
トータス松本 
鈴木京香 
升毅 
片桐仁 
要潤 
小日向文世 
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