映画【サバイバル・オブ・ザ・デッド】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 死者が蘇って大変な世界の話。

●感想

 ゾンビが当たり前の世界でゾンビを殺害する派と生かしておく派が対立する島で醜い人間のエゴの争いを描いてて、ゾンビが結構知恵を身につけていて、というか生前の記憶で動いてるのか。普通に馬に乗っていたりして驚きの世界です。
 人間しか食べないゾンビを馬とか豚とかを何とか食べさせようと実験したりしてるのが面白いです。ゾンビの倒し方も消火器で頭爆発したり発煙弾で爆発させたり、サービスも楽しめました。

 ただ、登場人物たちはゾンビの世界に慣れ、ゾンビもただの的と化しているのにもかかわらず。クライマックスの地獄絵図が起こるきっかけとか簡単で、今までの余裕さは一体何だったんだと思ってしまいます。よく今まで無事だったなと。

 そこでゾンビの襲撃というより人間同士の対立で殺し合いが起きていて、その争いの馬鹿馬鹿しさを描いてるとは思いますが。それは見てればわかることで、台詞で最後に語ったりしてるのが残念でした。

 ゾンビを巡る人間の醜い争いというテーマはとても面白いですが、登場人物たちに魅力がなく。ちょっとロメロ御大、どうしちゃったのかな? と残念な気持ちになる映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2013/04/03 Hulu

監督ジョージ・A・ロメロ 
脚本ジョージ・A・ロメロ 
出演アラン・ヴァン・スプラング 
ケネス・ウェルシュ 
キャスリーン・マンロー 
デヴォン・ボスティック 
リチャード・フィッツパトリック 
アシーナ・カーカニス 
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