映画【余命1ヶ月の花嫁】感想

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●こんなお話

 余命一か月の花嫁の話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 日本で1番の死亡率であるがんで死ぬという事。特に若い女性ががんになり大切な家族や恋人を失うという事がどういうことなのか。というのを丁寧に描いていると思いました。

 特にヒロインが入院をするまでの45分までは映像的にも工夫されていて青春映画として見れてよかったです。
 ヒロインが入院してからは画面が基本、病室だけになってしまうので動きが少なく退屈でした。それに出会いから恋に落ちるまでがあまりに短く、病気のヒロインに対して主人公が献身的に介護しますが。何故そこまでするのかがわかりにくかったです。主人公は悩んだり苦しんだりしなかったのか? 
 苦しむヒロインをただ見てることしかできない苦しみは十分伝わってきますが、ただただヒロインの動きに対するリアクションだけでなく。もっと苦しんで悩むものが人間なのではないかと思いました。

 病気になってしまいテレビに出て、少しでもがんのことについて啓蒙したいというヒロイン。
 だったら、もっとがんについて詳しく描いてもよかったとも思います。映画を見てる限り、がんについての知識はほとんど入ってこなかったです。
 病室での日常を描くのも重要だと思いますが、医師や看護師さんたちという支える人たちがほとんど空気なのも問題なのかなと思ってしまいます。

 とはいえ、榮倉奈々さんの自然なお芝居は役柄にあっていてよかったですし。父親役の柄本明さんも素晴らしく、病気が発覚してから、妻も病気で亡くし娘まで病気になってしまった父親というのを表現していてよかったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2010/07/24 DVD

監督廣木隆一 
脚本斉藤ひろし
出演榮倉奈々 
瑛太 
手塚理美 
安田美沙子 
大杉漣 
津田寛治 
田口トモロヲ 
柄本明 
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