映画【サニー 永遠の仲間たち】感想(ネタバレ)

sunny
スポンサーリンク

●こんなお話

 学生時代の仲良しグループが再会してもろもろ思い出す話。

●感想

 今は旦那さんと高校生の娘さんを持つ幸せな主人公が、病院に行ったら高校時代の友だちの同級生が末期のガンで余命が残りわずかとなり、かつての仲間グループの「サニー」に会いたいとメンバーを招集するところから物語が始まります。

 この回想シーンに入るたびに画面として工夫されているのも面白くてよかったです。
 最初は田舎から転校して訛りにコンプレックスを持っていた主人公をかばってくれた姉御肌の仲間の存在によって学園生活が充実していく様子が描かれます。同級生のお兄ちゃんに片思いする主人公がかわいいです。他にもライバルグループと喧嘩したり。

 現代では探偵を使って1人ずつ見つけていきますが、学生時代とは全く変わってしまった人物なんかもいて。学生時代を丁寧に描いているおかげが、この違いのショックは結構大きいです。その落差で笑いもありました。

 そしてただ1人だけ行方がわからない美人の女の子。彼女に起こった学園祭での意劇。最後に親友の前でダンスをする主人公たち、そこに現れる美人。そのシーンの楽しいこと。そして実は、親友は社長で……。って流れはうまいこと行き過ぎな感じもしましたが。青春時代に戻れる映画でよかったです。

 それに、7人のメンバーがいて現在と過去それぞれの女優さん14人が登場しますが。これが見ているうちに驚くほどマッチしていて混乱することがないのが凄いです。

☆☆☆

鑑賞日:2012/11/17 Blu-ray

監督カン・ヒョンチョル 
脚本カン・ヒョンチョル
出演ユ・ホジョン 
シム・ウンギョン 
カン・ソラ 
コ・スヒ 
ホン・ジニ 
タイトルとURLをコピーしました