映画【潜水艦イ-57降伏せず】感想(ネタバレ)

Sensuikan I-57 kofuku sezu
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●こんなお話

 太平洋戦争末期に特殊任務の潜水艦の話。

●感想

 密命を帯びた潜水艦が女性1人を乗せて戦うというストーリーだけで熱いです。水雷科なんかのコメディパートが入っていて、戦闘の緊張感の合間に挟まってるのが印象深いです。

 外国人女性が乗り込んだために乗組員の緊張感がぎくしゃくしていってしまうのと敵艦との戦いが挟まりますが、今の時代に見ると迫力不足に見えてしまいました。女性のために全員で、氷を作ってあげてその努力を知って最初は日本の軍人を嫌っていた女性ですが考えを変えるってのは面白かったです。

 ただ、主人公の艦長は最初「日本が和平をするなんて」と断りますが、すぐに任務を受けるってのがどういう気持ちの変化があったのかがよくわかりませんでした。最後も、外交官を連合国側に引き渡して第二種軍装に着替えて降伏せずに敵艦に突っ込むという勇ましい行動をとりますが何でそんなサムライ的な行動をとるのかが理解できませんでした。あの艦長なら、外交官の娘が言っていた「生きてください」という言葉にああいう反応で返すのかよくわかりませんでした。

 とはいえ、モノクロ映像に迫力ある映像で潜水艦乗りの暑さと苦しさに耐える生活が見れて良かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/04/01 DVD

監督松林宗恵 
特技監督円谷英二 
脚本須崎勝弥 
木村武 
原作川村六良 
出演池部良 
三橋達也 
三島耕 
平田昭彦 
岡豊 
土屋嘉男 
久保明 
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