●こんなお話
めちゃくちゃ早く動ける宇宙人ハリネズミとハリネズミの力を悪用しようとする科学者の追いかけっ子の話。
●感想
周りだけゆっくり動いてソニックだけが普通に動いているという音速移動の見せ方が楽しかったです。中盤のバーでの喧嘩やクライマックスのチェイス前のカルフォルニアの高層ビルから落下するときのスロー描写がなんかはニコニコしながら見てました。追いかけてくるマッドサイエンティストが作ったロボット自動車やドローンとのチェイスシーンも迫力があってすごかったです。
ソニックが地球で隠れて過ごしてけど、1人で野球をやって思わずパワーを放出したら町全体が停電してしまって、それきっかけで政府に追われるようになる。主人公の警官とソニックが出会って、彼とバディになってどこでもドア的な大事な指輪を落としたカルフォルニアまで行って、マッドサイエンティストとの追いかけっこ。テンポよく進むし、見せ場も適度にあって老若男女問わず楽しめるエンタメだと思いました。
ただほとんど主人公の警官とCGのソニックだけのやりとりで進みますが、2人のやりとりが結構地味で面白さがあまりなかったです。それよりもカタキ役のジム・キャリーがいつものハイテンションお芝居でそちらが全部持って行ってる感じでした。それにソニックが音速で動けば、それがもはや最強で何でもありすぎで彼が動けばもう解決なので緊張感とかサスペンスとかがあまりなかったです。
ソニックが力を解放するとなんで停電になるとかよくわからなかったですが、ソニックがやりたいことリストを主人公とやっていって友達になっていく過程を応援してしまう映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2020/10/20 Blu-ray
リンク
監督 | ジェフ・ファウラー |
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脚本 | パトリック・ケイシー |
ジョシュ・ミラー |
出演 | ジム・キャリー |
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ジェームズ・マースデン | |
ティカ・サンプター | |
ナターシャ・ロスウェル | |
出演(声) | ベン・シュワルツ |