映画【スノーフレーク】感想(ネタバレ)

Snowflake
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●こんなお話

 ずっと前に亡くなった恋人のそっくりな人が現れて不思議体験する話。

●感想

 幼馴染に瓜二つな従兄弟の登場がきっかけとなり、幼馴染を捜す話ですが。従兄弟が瓜二つと設定自体に無理があるように思えてしょっぱなから物語に集中できなかったです。

 主人公が幼馴染をさがすことで転がっていく話ですが、主人公は特にこれといって何の捜査もしていないのに事件のほうから勝手に解決に向かってくるのがすごいです。そのためサスペンス性が皆無なので見ていて退屈に感じてしまいました。登場人物が少ないため、突然届くキーアイテムなんかも誰が送ったかなんてすぐわかってしまうようなものでした。しかもたいして意味が無い。

 事件の解決に向かうのもよくわからないおじさんが過去を語り始めて、気づいたらもう目的地についてるというのもだいぶ突っ走りすぎだと思いました。

 だいたい何で10年後の今になって出てくるんだ従兄弟。しかもただ自分が主人公を好きだという気持ちを伝えたいとものすごい自己中な考えにどんびきでした。ミステリアスに登場した意味がなんだったのかわかりませんでした。

 ちょっとサスペンスとしてもアイドル映画としても微妙なものになってしまいました。

☆☆

鑑賞日:2012/05/04 DVD

監督谷口正晃 
脚本矢新図 
原作大崎梢
出演桐谷美玲 
青山ハル 
白石隼也 
石丸幹ニ 
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