映画【スレイブメン】感想(ネタバレ)

slaveman
スポンサーリンク

●こんなお話

 うだつのあがらない青年が気になる女の子の運命を変えようとスレイブメンとして頑張る話。 

●感想

 ひょんなことからマスクを拾ってそれをかぶったら5秒スキャンできたら相手を消し去って自分の運命も変えることができるという設定がなかなか面白くて、その説明の序盤から中盤が面白かったです。1つ戦いが終わるたびに立場が変化して世界が変わっていくというSF的な楽しさがありました。それにしっかりとした特撮ヒーローもののアクションシーンも行われるので飽きずに見ることができました。ところどころの井口昇作品らしいギャグも笑えました。 

 ただ中盤からヒロインのことが判明してから主人公がその運命から救ってやる! という流れになってからは井口ワールドなドタバタヒーローものではなく1人の少女の純愛ものに急に方向転換するので戸惑ってしまう後半でした。 

 その意外性が面白いのかもしれないですが、井口監督作品を期待して見ていると肩透かしをくらってしまって、いつもとは一味違った面白さとし見てもラストのヒロインを救うくだりが急展開すぎて今までの流れとほとんど関係なくなってしまうので面白さがあまり感じられなかった映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/01/21 DVD

監督井口昇 
脚本井口昇
出演中村優一 
奥田佳弥子 
味岡ちえり 

コメント

タイトルとURLをコピーしました