映画【スキンウォーカーズ エクリプス】感想(ネタバレ)

skinwalkers
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●こんなお話

 13歳の少年を巡って過激派と穏健派の狼人間たちが戦う話。

●感想

 どこかの森で何者かに追いかけられている男がいてバイカー集団に捕まり何かを聴取されるけど、殺され。どこかの小屋で少年のビデオを見ている人たちがいて「あと4日」みたいな何やら密談。彼らが地下室に入って自分たちを拘束するけど、そこにもさきほどのバイカー集団が襲ってきてまた聴取するけど殺し始める。

 ここのツカミから見ている側は知らないことを映画のキャラクター達が知っている状態で話が進むので入りにくいツカミでした。

 そこから発作を起こして苦しむ少年を介護する母親。街の住民たちも少年の事を心配している様子。母親はなぜか昨夜の出来事を街の人たちがみんな知っている速さに不思議がったり。すると街にやってくるバイカー集団と街の住民たちが接触する。

 この時いきなり全員が銃を抜いての銃撃戦になるという展開は意外で面白かったです。普通にみんな銃を取ってお店から出てバイカー集団と戦います。何が何やら状態で母親と少年は街の住民たちに守られながら逃走が始まる。なんと母親と少年意外はみんな狼人間で、少年は半分人間半分狼人間のハーフで彼が13歳になる日になにがか起こるらしいってんで、彼を殺したい派と守りたい派でわかれている説明。

 とにもかくにも少年を巡っての戦い。結構テンポがよくて次から次に攻撃してきてそれを阻止しての展開が退屈はせず楽しめました。病院に行ってすぐに襲撃してきて、狼人間の娘さんが敵側に人質になったり、彼女を救出しようとする彼氏さん。傷だらけで戻ってきた彼女がおかしくなっていて…とか。トラックが横転して廃工場みたいなのところで戦うクライマックス。

 狼人間の特殊メイクも安っぽくなく怖かったですが、彼らの殴り合いとかは見えにくく結果何が起こってるのかわからなかったり。カタキ役のボスが死んだはずの主人公たちの夫であり父親であるという新展開がありますが、それもどこまで驚くべき事情なのかとかもわかりにくかったです。フラッシュバックで入る父親が死んだのエピソードも単純にフラッシュバックが何が起こってるのかわかりにくいため説明として失敗していると思いました。

 そして13歳の誕生日の12時になると…という少年の力が明らかになるオチが凄くて、今までの争いが全くの無駄だったというのも驚き笑えるラストでした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/02/02 DVD

監督ジム・アイザック 
脚本ジェイムズ・デモナコ 
トッド・ハーサン 
出演ローナ・ミトラ 
ジェイソン・ベア 
イライアス・コティーズ 
キム・コーツ 
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