映画【サイレントヒル】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 夢遊病に悩む養女が「サイレントヒル」と呟くので、ゴーストタウンのサイレントヒルに何かあるんじゃないかって行ってみたら、とんでもない街だった話。

●感想

 親子でサイレントヒルに行くと、いきなり娘さんが行方不明になり探し回るといろんなクリーチャーに襲われて、そのクリーチャーの不気味さったらなくて怖いです。暗闇が印象的で、爆音のサイレンとともに夜の街へと変化していくビジュアルも面白いしよかったです。
 わらわらと昆虫にみたいなのがあふれてきたり、鉄条網にからまったまま叫びながら這ってくるのとか、光に反応してカクカク動くナースとか不気味なクリーチャーいっぱいでよかったです。
 
 ただ、娘さんを探すという目標を進むうちに当然この街の仕組みだとか原因だとかの説明が入るわけで。それが長いです。娘さんの出生だとかがの回想やら魔女狩りの悲劇なんかが一気に説明されて、話がストップしてしまって退屈でした。
 狂信的な宗教団体の活動がだらだらと説明されて、それと対決するという流れになってしまって。序盤のおどろおどろしい雰囲気やショッキングなシーンがほとんど効果的ではなく、ただこの世界の説明に終わってしまっているのが残念でした。奥さんを探す旦那さんのストーリーもほとんど絡んでこないので、余計長く感じました。
 
 信仰のために魔女狩りをする宗教も無茶苦茶ですが、娘のためにと警官に呼び止められて逃走してしまい。結果、その追いかけてきた警官が巻き込まれて悲惨な結果になることは同じなのではないかなと思ってしまって、ちょっと主人公の行動についていけない映画でした。

☆☆

鑑賞日:2013/07/22 Blu-ray

監督クリストフ・ガンズ 
脚本ロジャー・エイヴァリー 
出演ラダ・ミッチェル 
ショーン・ビーン 
ローリー・ホールデン 
デボラ=カーラ・アンガー 
キム・コーツ 
タニア・アレン 
アリス・クリージ 
ジョデル・フェルランド 
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