映画【沈黙 SILENCE】感想(ネタバレ)

SILENCE
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●こんなお話

 キリシタン迫害中の日本で消息不明となった先輩宣教師を探す宣教師の苦難の話。

●感想

 画面が暗くて特に夜になると何が映っているのかわかりにくく、登場人物もみんな顔面蒼白だったり泥だらけでホラー映画のようなおどろおどろしい雰囲気が凄かったです。

 主人公が日本にやってきて同僚と一緒に先輩を探しつつ、キリシタンたちの迫害を目の当たりにしていく。結構、中盤までは直接的な拷問などはあまりなくて拍子抜けでした。後半になってやっと、首まで埋められてそこを馬で…というのとかはめちゃくちゃ怖いです。

 キリスト教が海外では根付くけれど日本に根付かないよと優しく説かれたり、「形だけでいいから」と踏み絵をさせようとしたり日本人的な建前で攻めてくるのが日本人っぽくていやらしさがTHE日本人な描写いっぱいでした。

 ただ弱い存在であるマコ岩松さん演じるキチジローが遊女と遊ぶシーンとか果たして必要だったのかなという掘り下げ方で、しかも後半あんまり出てこなかったりとせっかく弱い存在ですぐに踏み絵をしたり密告したり、それでも信仰を捨てないという揺れ動く心が1番表現できて面白そうなキャラクターだけに残念でした。

 それにやっぱり西洋人の宣教師を最後に丹波哲郎さんがひげもじゃで出てくるのとか笑ってしまって、インパクト大で今までの流れをぶった切って全部持っていってしまう作品でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/04/07 U-NEXT

監督篠田正浩 
脚本遠藤周作 
篠田正浩 
原作遠藤周作 
出演ディビィド・ランプソン 
マコ・岩松 
ダン・ケニイ 
加藤嘉 
松橋登 
滝田裕介 
毛利菊枝 
戸浦六宏 
永井智雄 
岡田英次 
入川保則 
岩下志麻 
三田佳子 
稲葉義男 
殿山泰司 
丹波哲郎 

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