映画【シャーク・ナイト】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 大学生たちが人食いサメに襲われる話。

●感想

 大学生たちが湖に浮かぶ別荘にやってきて、馬鹿騒ぎをする。そこに地元の怪しいお兄ちゃんたちがやってきてただならぬ様子。そして悲劇が起きて。ってモンスターパニックものの王道を行く展開ですが、序盤の30分はティーンの馬鹿騒ぎを見てるだけで恐ろしく苦痛でした。こういった日常を退屈せずに見せるのには何か新しいものを考えて作ってほしいです。

 ほいでやっとこさ、サメがアタックしていきますが。恐怖描写もたいして見せてくれないのが残念でした。襲われる瞬間は移さず、襲う前と襲われた後しか出てこないのでショックさはあまり感じることができませんでした。
 サメがほとんど無敵状態のスピードなのも驚きで、本当にあんなスピードを出せるのかが謎だったり。怪しい地元民たちとのバトルも、予想通りの流れと新鮮さがほとんどないのが痛いです。

 サメのショックシーンが退屈、地元民とのバトルも退屈となるとこれはなかなか退屈な映画で残念でした。サメが一体何匹いたりするのかとかもよくわからないですし、何故、あんなサメを飼育できているのかとかも描かれないです。それでいて都合よく主人公が意識を失ったり、都合よくガソリンが倒れて都合よくライターを持っている。いったい、何でそうなるんだろう。というところをもっと詰めてなおかつサメの恐怖や若者たちのエロい映像を混ぜてくれたら面白かったと思いました。

☆☆

鑑賞日:2012/11/04 DVD

監督デヴィッド・R・エリス 
脚本ウィル・ヘイズ 
ジェシー・スタッデンバーグ 
出演サラ・パクストン 
ダスティン・ミリガン 
クリス・カーマック 
キャサリン・マクフィー 
ドナル・ローグ 
ジョシュア・レナード 

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