●こんなお話
難病の治療の結果、人の血を吸いたくなってスーパーパワーを得た主人公と親友の戦いの話。
●感想
主人公が山奥でコウモリを探しているところから始まり、25年前だかに戻って主人公と友人の子ども時代の出会いや難病についてが描かれます。成長した主人公は病気の研究のノーベル賞受賞したりして自らの難病の研究をしている。
正直、この序盤のツカミからまったりゆったり気味でだるいスタートでした。そしてコウモリと人間のDNAだかを研究で難病を治せるうんぬんかんぬん。自分の身体を人体実験して、案の定、吸血鬼として傭兵たちを殺害して血を吸ってしまって、主人公罪悪感。
血を欲してしまう自分が呪いを受けたと何とか治療で封印しようとするけれど当然うまくいかない。親友が主人公が治っているのを見て自分も同じことをやってほしいとお願いするけれど、人殺しをしてしまうと拒否をする。刑事さんが傭兵殺害事件の捜査をしてたり。
そして看護師が殺される事件があって主人公が疑われるので逃走したり捕まったり。捕まった主人公のもとに親友がやってきて人工血液を置いていく。親友が杖を置いていくのを見て主人公は親友が血清を使ったことを確信して留置所から脱獄して親友と対決。
親友がお世話になったお医者さんとかヒロインを襲撃してくるので、親友の暴走を止めようと頑張る主人公という。
カタキ役もあまり魅力が感じられず、優しかった親友が気づいたら自分も主人公と同じ人体実験を1人で行っていたのかな? やたらダンスをしているのを長く映す意味とかどういう表現なのか読み取ることができず、ただ長いだけのシーンでした。
全体的なアクションシーンとして【Xメン2】の冒頭ホワイトハウス襲撃で何十年も前に見たようだったり市街地を飛び回るのとか【スパイダーマン】で見たことあったりと既視感いっぱいのアクションで盛り上がれず。後は単純に画面が暗くて大量のコウモリが出てきて共闘があってカタキ役に挑みますが、何をしているのか全く分からないままの決着で盛り上がれず残念な見せ方だったと思います。
ちょっと数多く作られているマーベル映画の中でこれといった特色がなく縮小再生産な1本の映画だったと思いました。
☆☆
鑑賞日:2022/04/13 川崎チネチッタ
監督 | ダニエル・エスピノーサ |
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脚本 | マット・サザマ |
バーク・シャープレス | |
原作 | マーベル・コミック |
出演 | ジャレッド・レト |
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マット・スミス | |
アドリア・アルホナ | |
マイケル・キートン | |
ジャレッド・ハリス | |
アル・マドリガル | |
タイリース・ギブソン |