映画【SHADOW 影武者】感想(ネタバレ)

shadow
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●こんなお話

 隣国と戦っているうちにみんながみんなで殺しあう話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 白黒の絵を見ているかのような綺麗な美術や衣装がかっこよくて担当スタッフさんたちの熱量が伝わってくる映像美でした。

 敵国の剛腕の刀に勝つには女性のしなやかさでの傘だ! と傘を使ったアクションは楽ししくて面白かったです。クライマックスの陽動作戦の敵国の潜入での傘を使ってスライダーしたりはおバカアクション度が一気に上がって面白い映画でした。

 ただお話の方は鈍重な印象で登場人物も少なく、かつ虐げられてきてかつ主人に忠誠を誓う影武者と彼を自分のリベンジのために無慈悲に扱う主人と美しい妻、暗愚な君主などステレオタイプなわかりやすい配置にも関わらず、なかなか動きなどは発生しなくて退屈な時間が多かったです。

 影武者が主人公なので本物とバレるかバレないかのハラハラドキドキというのはあまりなく、傷口を一緒にするくらいで特に本人と影武者である必要性みたいなそもそもの設定が疑問でした。そもそも本人はかつての敵国の武将との戦いの傷口がもとでよぼよぼになっていって全く影武者と似ていないので影武者設定の意味とかあんまり感じられなかったです。エンドクレジットで始めて同じ役者さんが演じてるのを知りました。影武者が美しい奥さんに対して欲望を持ってしまって抑えなければいけない背徳感もあっさりとしていて奥さんの気持ちとかも分かりにくくて入り込めない物語が続く120分でした。

 クライマックスの合戦になると一気におバカ度が増して今までの作風とは一気にシフトチェンジするのでそこだけハイテンションなバトルがあるので奇妙な感覚に陥る作風の映画でした。

 クライマックスが終わっても宴会での台詞でのやり取りが続くのも正直、退屈でした。影武者の日陰者として生きる苦しさ親と生き別れた悲しさだったりが事務的に描かれる印象でせっかくの映像美がもったいない映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2019/09/10 TOHOシネマズ川崎

監督チャン・イーモウ 
脚本チャン・イーモウ 
リー・ウェイ 
出演ダン・チャオ 
スン・リー 
チェン・カイ 
ワン・チエンユエン 
ワン・ジンチュン 

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