映画【セブン・サイコパス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 脚本家が現実と空想の中で問題に巻き込まれる話。

●感想

 脚本家が新作を書けなくて親友の役者が新聞にサイコパス募集の広告を載せる。それによって集まってくるサイコパスたち。それと犬を盗んでそれで商売をしている仲間たちもいて、犬を盗まれたマフィアとの抗争も入ってきて。

 とにかく喋る喋る登場人物たち。映画ではなく舞台演出を見ているかのような映画であり、更に執拗なバイオレンスシーンの連続で血しぶきや火だるま、頭部爆発とえらいことになってます。
 ストーリーはサム・ロックウェルさん演じる主人公の親友のテンションの高さで持っていく展開ですが、回想も入りなおかつ主人公が考えてる脚本の映像化の妄想も入り、今何をしているのかが見づらくなる構成。

 登場人物全員に悲しい過去やら何やらが配置されてますが、果たして効果があったのかが謎で。マフィアから逃げるという展開より中盤から砂漠で3人きりになり延々とぶっ飛んだ行動をする人たちの会話を見せられて果たしてどうしたらいいのか戸惑う内容でした。

 ネタがない脚本家の悩みって何だろう。奥さんが酷いことになったクリストファー・ウォーケンの復讐心はどこへいったのだろう。
 サイコパスの全員が自分のためではなく相手のために行動するというのは感動できるポイントかもしれないですが、テキスト量の多さにぐったりしてしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2013/11/14  イオンシネマ新百合ヶ丘  2018/01/23 NETFLIX

監督マーティン・マクドナー 
脚本マーティン・マクドナー
出演コリン・ファレル 
サム・ロックウェル 
ウディ・ハレルソン 
クリストファー・ウォーケン 
トム・ウェイツ 
アビー・コーニッシュ 
オルガ・キュリレンコ 
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