ドラマ【世界の中心で、愛をさけぶ】感想(ネタバレ)

sekai-ai
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●こんなお話

 高校生の恋愛の話。

●感想

 主人公同士が出会って、告白をして。学校の行事をこなしていく前半はとても面白く見れました。おじいちゃんや友達のキャラクターの悩みの話なんかもあったりして興味を持ってみることが出来ました。

 けれども、ちょっとラスト2話あたりから、主人公ずっと号泣だし。ヒロインの台詞のテンポが一気にスローになって一つ一つのシーンでやってることは短いのに。ながーく台詞のやりとりがあるので見ていて疲れました。主人公以外の役者さんたちも号泣で、無表情で見つめるボクがいました。
 それに、いちいち大人になった主人公の描写が挿入されますが。それがまたテンポの悪さに拍車をかけているような気がしました。
 時間軸をいじり、ナレーションを多用する。かなりテンポの悪さを感じてしまいました。

 ヒロインが病気してからは、一気に盛り上がりに欠けてしまって。主人公は、何もできず。ボーっとしてしまう抜け殻になってしまって、それをどう乗り越えるのかを見せてくれるのかと思いきや。ほとんどが、何もできない自分に苦悩するだけなので。もっとこういう悩みにぶちあたった少年が、どう乗り越えていくのかという過程を見せて欲しかったです。

 そのため、難病やらオーストラリアが物語を盛り上げるための記号にしか見えないのが残念でした。

☆☆

鑑賞日:2011/05/14 DVD

原作片山恭一
脚本森下佳子
出演山田孝之
綾瀬はるか
緒形直人
松下由樹
高橋克実
手塚理美
三浦友和 
仲代達矢
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