映画【ハングリー・ラビット】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 平凡な高校教師の奥さんが暴行されて、謎の男に声かけられて復讐を頼んだら犯人が死んで。したら、謎の男から脅迫されるようになり……。という巻き込まれていき、「これで最後だから」と案の定、どんどんと深みにはまっていく話。

●感想

 法の手を逃れた犯罪者どもに鉄槌を下す組織というのはよくある設定ですが、主人公のニコラス・ケイジさんがなかなかのハマり役で全編でずっぱりで、奥さんを守りたいという気持ちで動く男で感情移入ばっちりで見てました。

 悩みに悩んで組織の言うとおりに動いたら、今度は警察に狙われて両方から逃げつつ。新聞記者を追いかける。この新聞記者が組織を追っていてその取材を簡単に主人公が見つけちゃったりするのもあっけないなぁと思ったりもしますが。主人公に奥さんという弱点があるので、それもピンチになったりして結構ドキドキしました。

 ただ、謎の組織があまりにもお粗末で。自らの手で実行するのではなく、主事脳と同じ犯罪被害者を使ったりするので当然失敗しますが。主人公を襲わせるのも老人を使ったりして絶対ムリだろと思わせる刺客を差し向けたり。自分たちの予定通りの動きをとらないと簡単にパニックになったり、ガイ・ピアーズ演じる支部長が暴走してるみたいなことになってますが。そんな簡単に私物化できるのかな? と思ったり。
 クライマックスも高校教師だったはずの主人公が、めちゃくちゃ強くなって格闘してたりしちゃったり。

 とはいえ、100分ドキドキして見てしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/02/11 Blu-ray

監督ロジャー・ドナルドソン 
脚本ロバート・タネン 
ユーリー・ゼルツァー 
出演ニコラス・ケイジ 
ジャニュアリー・ジョーンズ 
ガイ・ピアース 
ハロルド・ペリノー 
ジェニファー・カーペンター 
ザンダー・バークレイ 
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