映画【ハンコック】感想(ネタバレ)

hancock
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●こんなお話

 スーパーパワーの持ち主だけど素行不良で人々から疎まれている主人公が宣伝マンの力を借りて、ヒーローとして大衆に受け入れられようと頑張るけど。記憶喪失だった過去が明らかになっていく話。

●感想

 主人公のハンコックの素行不良っぷりが笑えて、飛行シーンや破壊の映像表現が迫力満点で面白かったです。主人公が動くたびに何かが壊されていく描写。
 酔っぱらって高速道路でのチェイス、ユーチューブにあげられている迷惑行為の数々、周囲から期待されていないし自分もそのつもりはない。けど本当は悪い奴じゃないと何となく伝わってくるキャラクター。

 そして中盤からヒロインの正体がわかるあたりから流れが急に変わるのが驚きで、ここでついていけるかいけないかで評価が変わってしまうのではないのかと思ってしまいました。それくらいの急カーブ。
 けどここら辺の急展開のいきなりっぷりもびっくりで面白いし、主人公とヒロインのやりとりもギャグとして笑えてよかったです。
 主人公とヒロイン2人がその能力ゆえに互いに別々の道を歩まないといけない悲しみが伝わってくるクライマックスも感動できるものでした。

 ただ悪役が魅力なさすぎるのと主人公の正体や能力の説明が急すぎてよくわからなかったです。主人公たちがいつ地球に誕生して、とかもう少し説明が欲しかったです。

 90分という短さに派手でテンポのいい映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2014/10/21 Blu-ray

監督ピーター・バーグ 
脚本ヴィンセント・ノー 
ヴィンス・ギリガン 
出演ウィル・スミス 
シャーリーズ・セロン 
ジェイソン・ベイトマン 
ジェイ・ヘッド 
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