映画【すべては海になる】感想(ネタバレ)

subeteha
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●こんなお話

 本きっかけで知り合う男女の話。

●感想

 「私は本当の愛を知らない」とか「常に優しくされてないとダメ」など、本気で語る主人公の女性に全く感情移入できなかったです。
 本気でこんなことを考えてると思うと不気味に思ってしまいました。

 話の流れも最初に書店で働く仲間達を紹介しておきながら、その後の展開にほとんど絡まないというのが驚きでした。120分も必要のない内容だと思いました。

 いじめられっこの男も、本当にいじめたくなるような男で。見ていてイライラしました。自分を好きだと言ってくれた女性にプールで言い寄るシーンなんかは、恐ろしかったです。そりゃ、いじめられるわと思いながら見てました。

 とはいえ、終盤にかけては主人公2人だけの世界になっていき。海に向かうシーンからは面白くなりました。2人だけの遮断された世界になって、やっと心の底を話し合うのは見ていて面白かったですが。ちょっと長く感じてしまいました。新興宗教とか。本の世界の劇中劇とか、本当に必要なの? と思いながら見てました。

☆☆

鑑賞日:2011/04/29 DVD

監督山田あかね 
脚本山田あかね 
原作山田あかね 
出演佐藤江梨子 
柳楽優弥 
要潤 
安藤サクラ 
吉高由里子 
村上淳 
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