●こんなお話
濡れ衣を着せられたCIAエージェントの主人公が追われながら真相を暴こうとする話。
●感想
主人公が罠にはめられて逃げ出すというオープニングは、興味を持ってみることができました。ところが、主人公自身が観客をも騙して何かを考えて行動していく段階で置いてけぼりをくらってしまう感じでした。巻き込まれ型かと思いきや、主人公が何かをのために動くので。最後の最後まで、何の話なのかわかりずらくなってしまっていました。かわいそうなのは、主人公の旦那さんで主人公はこの旦那さんに対してどんな気持ちを持っていたのかがよくわからなかったです。回想でやたらと登場する割にはあっけないので。主人公が冷血漢に見えてしまいました。まあ最後の最後にわかりますが、ちょい引っ張りすぎだと思いました。
展開がなかなかのトンデモ度で何でもありになってしまってるので、主人公がどんなにピンチになっても楽観的に見れてしまうのが問題だと思いました。男装してホワイトハウスに潜入するってんですもの。
そもそもロシアのスパイは、何でこんなまわりくどいやり方をするのかがわからなかったです。
とはいえアンジーさんのアクションシーンがてんこ盛りで楽しめる映画だと思いました。
☆☆☆
鑑賞日:2011/06/29 Blu-ray
リンク
監督 | フィリップ・ノイス |
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脚本 | カート・ウィマー |
ブライアン・ヘルゲランド |
出演 | アンジェリーナ・ジョリー |
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リーヴ・シュレイバー | |
キウェテル・イジョフォー | |
ゾー・リスター・ジョーンズ | |
ヴィクター・スレザック | |
ダニエル・オルブリフスキー |