●こんなお話
相変わらず貞子にアタックされる人たちの話。
●感想
3Dの効果はなかなか出ていて立体感を感じる構図は面白かったです。
が、話の方がよくわからなくて難解なストーリーになっていました。姪っ子が貞子の子どもなのかもという恐怖。確かに髪の毛長いし、目つき悪すぎの子ども。
冒頭、女性がネットをしていますが、何故か真っ暗の部屋。映画の世界だと何で暗い部屋で行動してるのかという理由を説明してほしいです。その後、主人公が子どもとご飯食べてるときも電気つけないという。暗い部屋で食事って、絶対教育によくなさそうな家庭でした。
前作の生き残りの男の子は警備員をしてますが、そこで怖い感じで後ろに立ってる先輩とか出てきますが。その先輩、そのシーンだけっつう。どうい意図だったのか考えてしまいました。
子どもの周囲で不審死を遂げていく。そこが怖いのかと思えばそんなに怖くないです。
怖いシーンがあったと思いきや、夢オチばかりでそこから更に夢オチだったり。全然話進まないです。主人公の自殺した母親がトラウマとして描かれますが、そこも怖い感じで描かれたりしますが。それと貞子と一体何の関係があるのか?
貞子を殺そうとする刑事さんなんかもよくわからないし。とにかく登場人物たちの目標もわかりにくいし、カウンセラーみたいな女性は貞子化してシュレッダーが伏線になってたりとか一体この映画は何なんだという。
前作はまだアクション映画として面白いものでしたが、今回はのんびりしたストーリーに恐怖シーンはなくてショッカーで驚かされるだけなのも残念でした。
ちょっと1回見ただけではわからない映画で困惑したまま終わってしまいました。90分くらいしかないのに、ちょっとダルダルな映画な印象のままで残念でした。
☆
鑑賞日: 2013/09/01 TOHOシネマズ南大沢
監督 | 英勉 |
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脚本 | 保坂大輔 |
杉原憲明 | |
原作 | 鈴木光司 |