映画【リュウグウノツカイ】感想(ネタバレ)

ryugunotsukai
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●こんなお話

 小さな港町で女子高生たちが集団妊娠する話。

●感想

 集団妊娠というモチーフを持ってきているのにも関わらず、それ以上のものを感じ取るのが難しかったです。60分の中編のわりに登場人物多すぎて、女子高生グループの名前すら誰が誰だかわからなかったです。東京から戻ってきた女子高生とか一体何だったんだろうか。漁師さんから反対運動みたいなのを受けてた家の子とか一体何だったんだろうか? 後半の男の子のホラー描写とか一体何だったんだろうか? そもそも集団妊娠しようとした動機は何? リュウグウノツカイが出てきた意味って何? とわからないことだらけでした若くして妊娠することのメリットデメリットみたいなのもをせめて描いてほしかったです。この映画を見たら、少なくとも集団妊娠は良いことなんだなと思ってしまう展開でした。

 ラストのインタビューシーンとか調子乗った一般人のムカつくインタビューの典型で、その苛立ちを描くことで何の意味があったのか全く読み取ることができなかったです。

 もう少し女性が妊娠すること。それに対してのそれぞれのキャラクターのリアクションを見たかったです。ノリで妊娠してノリで大騒ぎしているだけの表面的なものしか感じ取れない映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/06/03 DVD

監督ウエダアツシ 
脚本ウエダアツシ
出演寉岡萌希 
武田梨奈 
佐藤玲 
樋井明日香 
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