映画【猿の惑星 創世記(ジェネシス)】感想

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●こんなお話

 猿が高度な知能を持って、人間に反乱を始まる話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 第1幕の治療薬を発明して猿がどんどんと知性を持っていって、成長していく様子は見ていて面白かったです。衰えていく主人公の父親を世話をするシーザーなんかを観ていると感情移入してしまいます。

 猿が世間にバレて、猿たちの施設みたいなところに収容されて。案の定、職員にいじめられますが。あまりいじめられる感じが少なく。もっともっとフラストレーションをためるようないじめをバンバンやって、クライマックスで爆発させてもよかったと思いました。

 本筋が、シーザーの施設での生活メインになりますが。オランウータンと手話で会話して字幕が出るといったシュールな映像が観れたりと。猿の知性の高さに驚きました。サーカスのオランウータンは手話できるんだと初めて知りました。
 「1人じゃ弱いけど、集まれば強い」「でも、俺たち馬鹿だぜ」などと手話でやってるのが凄いです。

 シーザーの展開になる一方、主人公のジェイムズ・フランコの魅力は一気になくなり。シーザーが捕まった後、存在感が一気にしぼんでしまうのが残念でした。シーザーを救いたいのか、薬を開発したいのか、金儲けをしたいのか? 何かわかりやすい行動の動機を見せて欲しかったです。後半からは、全く必要のないキャラクターになってしまってました。

 シーザーたちがいよいよ脱出とするのか? という展開になりますが。猿たちの知性が高すぎて、ちょっと笑ってしまいました。それにシーザーは、新しい薬の効果などを知らないはずなのに。その薬を盗んで周りの猿に使用するなど。よくわからない部分もありました。

 クライマックスの猿たちが爆発するきっかけとなる、シーザーが知性を全開にする場面は笑ってしまってダメでした。知性があるからって、そこまでいっちゃう? とついていけなかったです。
 そして都会に猿が大暴れという観たことのない映像は面白かったですが、意外に猿たちの攻撃が甘っちょろくて。カタルシスを得られることがなかったです。もっと、人間と猿のガチンコバトルを見てみたかったです。そのため、延々と走り回ってる猿たちを観ていてしだいに退屈に感じてしまいました。

 そして1番驚いたのが、オチのないオチ。「ここで終わり!」と椅子からずり落ちそうになりました。

 とはいえ、1番可哀相なのは猿たちより主人公の隣人さんでした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/01/23 Blu-ray

監督ルパート・ワイアット 
脚本リック・ジャッファ 
アマンダ・シルヴァー 
出演ジェームズ・フランコ 
フリーダ・ピント 
ジョン・リスゴー 
ブライアン・コックス 
トム・フェルトン 
アンディ・サーキス 
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