映画【リングサイド・ストーリー】感想(ネタバレ)

ringside
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●こんなお話

 プロレス会社で働くことになったヒロインがダメ男の彼氏に振り回される話。

●感想

 小さいプロレス団体の裏側の仕事の紹介として楽しい映画でした。みんなでリングを作ったりするところとか新鮮で面白かったです。本物のレスラーが協力しているのも楽しい配役でした。 

 ただコメディ映画だから仕方ないですが、ダメ男の彼氏さんが主人公の職場で迷惑をかけまくった結果、なぜかK-1の社長が「K-1選手と戦ったら許す」みたいな宣言をして、そこからリングでの戦いがクライマックスになっていきますが、コメディとはいえ言ってること無茶苦茶な社長さんでした。 
 そこからは【ロッキー】のゆるいパロディみたいな展開になりますが、終始ゆるいため彼氏さんが頑張ってる感が伝わってこなかったです。そして肝心のクライマックスは入場のダンスが異様に長い割に格闘シーンはほとんど見せないのにはがっかりしました。この手の映画でアクションシーンでガチンコ的な迫力を期待したかったですが、そこはハズしてきてカタルシスは少なかったです。 

 リングサイドストーリーは前半にちょっとあるくらいで、なぜ主人公がダメダメな男が好きで別れずについていくのかを描かないとキツイ100分間でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2018/09/13 DVD

監督武正晴 
脚本横幕智裕 
李鳳宇 
出演佐藤江梨子 
瑛太 

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