映画【バイオハザードII アポカリプス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ゾンビになるウィルスが街全体に蔓延して、その中で生存者たちが脱出する話。

●感想

 前作の閉鎖空間から一転して街全体になって、そこでのサバイバルアクションになっていて続編らしく派手にゾンビも増えて華やかなっているのが伝わってくる作品でした。

 ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる主人公よりも新キャラクターのシエンナ・ギロリー演じる警官がゲームを知らなくてもそれが伝わってくるのが不思議ですが魅力的でした。カタキ役として登場するネメシスなるキャラクターもかっこよくて、でかい身体に重武装して襲ってくるのとかもかっこよかったです。

 ただいろんなキャラクターが登場する割には退場の仕方が雑で愛が感じられないのが残念でした。警官仲間のペイトンなるキャラクターも結構な時間登場するのにいきなりキレて突っ込んでいったり。キャスターも「1人じゃ嫌」と言っているのに1人にさせられて案の定…という展開とか。特殊部隊のロシア系の人とかもかっこよく主人公を助けたと思ったら、あっさり。とか皆さん雑の退場の仕方が残念で、しかもそれがゾンビものの怖さとかもあまりなく、ゾンビがただの記号になってしまうのとかが残念です。それでいて仕方ないかもしれないですが、対ネメシス戦のぶん殴り合いとか、カット割りが細かすぎて何が起こっているのか見えないのも盛り上がりに欠けるアクションでした。

 とはいえ、ずっと夜のシーンですがそれが妙にかっこいい雰囲気も醸し出していて派手なアクションものとして楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2010/12/29 Blu-ray 2021/04/11 Amazonプライム・ビデオ

監督アレクサンダー・ウィット 
脚本ポール・W・S・アンダーソン
出演ミラ・ジョヴォヴィッチ 
シエンナ・ギロリー 
エリック・メビウス 
ジャレッド・ハリス 
オーディド・フェール 
トーマス・クレッチマン 
サンドリーヌ・ホルト 
マイク・エップス 
ザック・ウォード 
ソフィー・ヴァヴァスール 
ラズ・アドティ 
イアン・グレン 
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