映画【RED SHADOW 赤影】感想(ネタバレ)

Red-Shadow-Akakage
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●こんなお話

 忍者が親分の命令でいろんな大名のお城に忍び込んだり恋愛とかする話。

●感想

 昔に凄い鋼の刀とかを使っていた末裔の人たちが忍者になって親分の命令で敵対する大名のお屋敷に忍び込む主人公の若手忍者たち。最初のお城では別の忍者たちと戦ったり、大名と戦って眠らせたり。日常では主人公たち3人が恋愛っぽい感じになったりして。次のミッションでは相手の待ち受けている忍者集団が強くてヒロインが討ち取られてしまって、相棒の男性はやる気をなくして忍者を辞めたり。主人公もお姫さまが跡取りになって彼女を殺せと言われて悩んで結局できず。

 お姫様が敵の忍者にさらわれて追いかける。敵の大名の跡目を巡って悪い家臣がクーデター起こしてそこで戦う主人公。お姫様を無事救出してお姫様は跡取りとして頑張っていくのでしたという。

 冒頭の無敵の鋼を手に入れた先祖様の回想や道の真ん中を巡って侍が揉めるのを主人公が仲裁に入って勝っちゃうというのとかが描かれて、最初のミッションで主人公3人が忍び込んでお姉みたいな忍者と屋根裏で騒いだり、大名に槍でつつかれたりしながらミッション達成。

 日常では恋愛についてよくわからないというウブな主人公に片思いしている相棒とかヒロインとか古臭いというかわかりやすいという展開が続いて個人的には退屈でした。その後のお姫様と主人公とのやりとりも純朴というか可愛らしいシーンという意味での2人のやりとりだと思いますが、いきなりお姫様が自分の過去の身の上話をしだすのとかだいぶ話が止まっている印象でした。

 ヒャッハーなハイテンションな敵の忍者たちとの直接対決のアクションとかも盛り上がれず、彼らとの対決と大名の座を巡っての陰謀劇と主人公とあんまり関係のないところでの話が多かったのも退屈に感じる要因の1つだと思います。

 夜のシーンでも見やすかったり台詞も聞き取りやすくて撮影スタッフや録音スタッフが素晴らしい仕事をしている映画なのがよかったです。

☆☆

鑑賞日:2022/09/23 U-NEXT

監督中野裕之 
脚本斉藤ひろし 
木村雅俊 
原作横山光輝 
出演安藤政信 
奥菜恵 
麻生久美子 
村上淳 
陣内孝則 
竹中直人 
津川雅彦 
根津甚八 
藤井フミヤ 
舞の海秀平 
谷啓 
篠原涼子 
きたろう 
でんでん 
神山繁 
松重豊 
越前屋俵太 
ピエール瀧 
スティーヴ・エトウ 
布袋寅泰 
風間杜夫 
吹越満 
椎名桔平 
アリーナ・カバエワ 
中田大輔 
福本清三 
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