映画【シャドウ・イン・クラウド】感想(ネタバレ)

SHADOW-IN-THE-CLOUD
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●こんなお話

 最高機密を運ぶ主人公が爆撃機に乗ってたら謎の生物に襲われたり日本軍に襲われたりする話。

●感想

 飛行機を壊すグレムリンという怪物がいるよというアニメから始まり、書類が作られて拳銃をカバンにしまう人が映ってからの主人公が飛行場へやってきて爆撃機に乗るところから始まります。

 爆撃機に乗ると男たちにバカにされたりして軍人で命令を受けて乗ると言っても信じてもらえず席がないからということで銃座に入れられる。主人公は絶対に最高機密の荷物を開けないようにという怪しい発言をしつつ、銃座で男たちからセクハラやらを受けつつそれに歯向かいつつ。

 そしたら羽の下にシャドウが見えるということで焦るけど当然信じてもらえない。そしたらがっつり銃座に現れて戦って、左手が骨折して包帯を巻いていたけど銃を隠し持っていて撃退したり、さらには絶対ここまで来るはずのない日本軍と遭遇して襲撃をされたり。そして主人公が実は偽りだったという事がわかって最高機密の荷物を開けろ開けないとなるけど、開けたら何と赤ん坊がいて乗組員の1人と恋人関係でDV夫から逃げてうんぬんかんぬんという身の上話。

 赤ん坊が入ったカバンが落ちそうになるので銃座から飛び出して飛行機の下を這いつくばってグレムリンと戦ってギリギリのところでカバンをゲットして落下したと思ったらゼロ戦の爆発の衝撃波で機内に戻るミラクル。ゼロ戦と戦ったりグレムリンが機内で暴れて1人また1人と兵士たちがやられて、不時着することになって、助かったと思ったらグレムリンが来たので主人公が殴って倒して赤ちゃんを抱いてカメラを向いておしまい。

 狭い室内で怪物とか日本軍とかと戦いながら主人公が男たちから抑圧されていた中、一気にそれを爆発させるというカタルシスがあって気持ちよかったです。ただ何でもありな展開が続いてギャグとして見てしまってせっかくの性差別か男性社会への怒りとかが薄まってしまう気がするのが残念でした。

 とはいえ、クロエ・グレース・モレッツ の魅力がいっぱいの映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2022/10/04 Amazonプライム・ビデオ

監督ロザンヌ・リャン 
脚本ロザンヌ・リャン 
マックス・ランディス 
出演クロエ・グレース・モレッツ 
ニック・ロビンソン 
ビューラ・コアレ 
テイラー・ジョン・スミス 
カラン・マルベイ 
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