映画【レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―】感想

Red Cliff II
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●こんなお話

 赤壁の戦いをモチーフにしたエンタテイメントな話。

●感想

 物量で押し通した大作でクライマックスの赤壁の戦いの爆破爆破の連続で迫力が凄かったです。前作で、さあこれから赤壁の戦いが始まるってところで終わったのに、2作目の今作でもこれまた引っ張りました。

 三国志演義をよりエンタメ色が強くしていて、君主の妹が敵地に乗り込んでスパイ活動をしますが、完全に女の子なのにバレなかったり笑いそうになりますが当人たちは真面目にやってます。風向きの時間稼ぎのためにヒロインがカタキ役の曹操のところにいってお茶を入れるという時間稼ぎとかも笑いそうになりました。曹操もまんまと騙されるのを何度もやられていて、名君っぷりは悪役のためか控えめなキャラクターでした。

 クライマックスの赤壁の戦いも火だるまになったりドカンドカン爆発したり、見た事のない武器や戦術が見られたりして面白いですが。いかんせんチト長くて、敵の本丸でメインどころが集合して剣を向けあうくだりから正直どうでもよくなってしまいました。集団戦になってしまうので、前作で活躍した人たちもそんなに見せ場がなくなってしまうのも不完全燃焼感いっぱいでした。

 けれども圧倒的に不利な状況から10万本の弓矢を集めたり、死体を敵側に流して病気を流行させたり、周瑜が敵側の旧友と再会して、嘘の情報を流して…とか面白いエピソードがあって140分の長い映画も飽きずに見られる娯楽映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2009/10/17 DVD 2020/01/03 DVD

監督ジョン・ウー 
脚本ジョン・ウー 
チャン・カン 
コー・ジェン 
シン・ハーユ 
出演トニー・レオン 
金城武 
チャン・フォンイー 
チャン・チェン 
ヴィッキー・チャオ 
フー・ジュン 
リン・チーリン 
ユウ・ヨン 
ホウ・ヨン 
トン・ダーウェイ 
ソン・ジア 
バーサンジャブ 
ザン・シンシェン 
チャン・サン 
中村獅童 
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