映画【レイジング・ブル】感想(ネタバレ)

raging-bull
スポンサーリンク

●こんなお話

 ボクシングのミドル級チャンピオンの栄光と没落の話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 オープニングクレジットがめちゃくちゃかっこよくて期待感高まる最高のツカミでした。モノクロの映像の中でのバイオレンス度が高いボクシングシーンも迫力というより凄惨な黒い血が飛び散る激しかったです。

 実在のジェイク・ラモッタというボクサーが奥さんとなるヒロインと出会って結婚して子どもができて、弟と一緒にチャンピオンに昇りつめ、強すぎて対戦相手がいなくなって困ったり、八百長を持ちかけられてプライドから絶対倒れず周りが困ったり。そしてパラノイア的な奥さんを信じることができず、常に疑いDV男としてふるまう。そして唯一といっていい、主人公の理解者である弟も信用できなくなって…。とチャンプとして孤独孤立化していく。

 やっぱりロバート・デ・ニーロの特殊メイク的な体形の変化だけでも見とれてしまうもので、それを見るだけで必見の価値がある映画だと思いました。

 ただ、わかりやすい起伏みたいなものはあまりなくて、淡々とボクサー怒りや孤独などが映し出されますが、外野から淡々と見つめているだけの時間が多い映画でもありました。

☆☆☆

鑑賞日:2020/10/27 NETFLIX

監督マーティン・スコセッシ 
脚本ポール・シュレイダー 
マルディク・マーティン 
原作ジェイク・ラモッタ 
出演ロバート・デ・ニーロ 
キャシー・モリアーティ 
ジョー・ペシ 
フランク・ヴィンセント 
ニコラス・コラサント 
テレサ・サルダナ 
タイトルとURLをコピーしました