映画【栄光のランナー/1936ベルリン】感想

☆☆☆

●こんなお話

 ベルリンオリンピックで記録出すランナーの伝記とか当時の差別とかを描いた話。 

●感想

 アメリカ国内で黒人差別と戦いながら大学で陸上競技をやる主人公がコーチに見いだされて、みるみる競技会で記録を作っていく描写とベルリンオリンピックに参加するかしないかで揺れるアメリカという小さな視点と大きな視点が同時進行で描かれていきます。 

 国内では黒人差別しているくせにドイツがユダヤ人を差別しているからボイコットすべきという日本人から見ると無茶苦茶なことを言ったりやったりしているアメリカが凄いです。けどアメリカで差別されている側の黒人社会でも主人公にベルリンオリンピックに出るのをやめるように言ったりと様々な思いがあるのだと知ることができました。 

 そしてオリンピック参加が決定して主人公も陸上競技に出るけど、そこにゲッペルス宣伝相の思惑とかがあったりアメリカチームでも主人公のコーチが参加できるできないだったり、うまくいきそうなところで障害が発生して悩む主人公たち。というわかりやすい展開でみやすかったです。主人公の名声が上がってくると遠距離の恋人から別の女性に気持ちが映ったり。ユダヤ人差別が描かれたり。 

 オリンピックではライバルのドイツの選手がめちゃ正々堂々とスポーツマンシップ精神でかっこよかったり美談が描かれて見ていて気持ちがよかったです。 

 ただ肝心の短距離走とか走り幅跳びとかリレーとかスポーツシーンが結構淡々と描かれて、主人公たちは喜んで盛り上がってるのにそこまで熱くなることのなく過ぎ去っていってしまいました。 

 ジェシー・オーエンスという世界記録保持者がいたと勉強にはなりますが、教科書をそのまま見せているだけのような映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2016/08/24  TOHOシネマズシャンテ

監督スティーブン・ホプキンス 
脚本ジョー・シュラップネル 
アナ・ウォーターハウス 
出演ステファン・ジェームス 
ジェイソン・サダイキス 
ジェレミー・アイアンズ 
ウィリアム・ハート
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