映画【長ぐつをはいたネコ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 「シュレック」シリーズのキャラクターが主人公のスピンオフの話。

●感想

 普通に楽しめるアクションアドベンチャーに仕上がっていて、90分気軽に見れる内容でした。

 tだ主人公のネコの相棒になるハンプティというキャラクターですが、これが見た目全く可愛くないという。何でこんな不気味なデザインにしたんだろうと疑問のデザインでした。そして見た目だけでなく性格も見ていてイラつかせてくれる稀有な存在でした。

 話は、ジャックとジルという何故か東北弁を話す悪党が持っている豆を奪うのを過去に因縁のある主人公とハンプティそしてキティというネコの3匹で協力して行動する様子が描かれます。
 何とか豆を奪った主人公たちですが、ここでハンプティがある行動をとりますが。ここのタイミングがわかりにくく、何で故郷の村に戻ってきた瞬間にネタばらしをするのか。更にキティもハンプティと行動を共にしますが、それだったら最初にジャックとジルから豆を一緒に危険なのを承知で豆を奪うことにしたのか。わざわざ味方のふりをしていたのというのに疑問に思います。

 ハンプティは自分を見捨てた主人公を恨んでいました。ただこの原因も主人公をだまして銀行強盗しているのが発端なためあまり感情移入することができないです。本当に親友だと思うなら、親友の成功を願うことだとボクは思いますが。このハンプティは自分の不幸は親友のせいだと思ってしまう。

 ただ最後にハンプティと主人公は理解をしめして一緒に街を救おうとするクライマックスになります。ここで回想とは真逆の行動をとる2人、ここはなかなか理解しあい感動的ではありますが。やっぱり主人公は2回、ハンプティに裏切られているのにそれでまた許しちゃう大きな心を持っているからこそで、見ていて甘い考えだなと思ってしまいました。

 とはいえ、これといった目新しさはないですが無難に楽しめるアニメーションだと思いました。回想シーンで出てくる不気味な青いキャラクターは何なんだ? とか、何で子どものガチョウが金の卵を産むんだとか疑問もあったりもする作品でした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/08/25 Blu-ray

監督クリス・ミラー 
脚本トム・ウィーラー 
出演(声)アントニオ・バンデラス 
サルマ・ハエック 
ザック・ガリフィナーキス 
ビリー・ボブ・ソーントン 
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