映画【高慢と偏見とゾンビ】感想(ネタバレ)

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「●こんなお話

 名作文学にゾンビを混ぜた世界の話。

●感想

 冒頭でツカミのゾンビアクションから始まり、当時の女性はお金持ちと結婚することが絶対な世界の中で隣にお金持ちで若い男性が引っ越してきたことにより5人姉妹は浮足立つという序盤。パーティーがあって、そこでゾンビが紛れ込んでいて、姉妹が得意のカンフーでやっつけるアクションもよかったです。この時代の人は日本か中国で武術を習うという無茶苦茶な設定も笑えました。

 ただゾンビ映画として見ると序盤のパーティーでのアクションだけで、あとは基本は高慢と偏見のツンデレのコスチュームプレイがメインでそれを楽しめるか楽しめないかで映画の評価が分かれると思いました。

 物語が動き出すのはゾンビと共存しよう派の登場で彼が出てこないと特にこれといって大きなうねりがないのが痛かったです。それでも動いたところでゾンビ映画としてのジャンル的な一定の面白さもあまりなく、そういった楽しさも薄かったです。

 せっかく美人姉妹が戦闘に強いという設定なのに、最初だけで2人以外はほとんど空気なのも残念でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/05/04 Blu-ray

監督バー・スティアーズ 
脚本バー・スティアーズ 
原作ジェイン・オースティン
出演リリー・ジェームズ 
サム・ライリー 
ジャック・ヒューストン 
ベラ・ヒースコート 
ダグラス・ブース 
マット・スミス 
チャールズ・ダンス 
レナ・ヘディ 

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