映画【PIG/ピッグ】感想(ネタバレ)

PIG
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●こんなお話

 山奥でトリュフブタと一緒に過ごす主人公がブタを奪われたので探しに出る話。

●感想

 山奥でトリュフブタと一緒に過ごす主人公。トリュフを卸して生活している。けどある晩に暴漢に襲われてブタがさらわれてしまう。街に降りてきてトリュフを卸してる業者の男に連絡を取って、主人公を襲ったカップルのもとへ。

 けどブタは売られたとの話。昔の友人を訪ねるけどけんもほろろ。地下格闘技で殴られ立ち続けると賞金が得られるので頑張ったり。レストランに行ってシェフを呼んで挨拶をすると主人公の知り合いでブタを盗んだ黒幕を話す。販売業者の父親が盗んだとわかって販売業者に対してキレて愛車を蹴りまくる。

 販売業者の父親を訪ねるけどお金を提示されるだけでブタは返してくれない。販売業者に料理の材料を調達させて、販売業者と父親との夕食に出す。家族の思い出の料理に戸惑う父親。主人公がブタが家族同然と思いを話して返してほしいことを訴えると、ブタは乱暴に扱われてもう死んでしまったことを聞かされて落ち込む主人公。

 ショックで帰ってきて録音していた亡き妻の声のテープを聞いてベッドに入る主人公でおしまい。

 ほとんど台詞のないチャプター1の主人公のトリュフハンターとしての生活が静かで山奥の映像がかっこいいです。誰とも交流せずシャットダウンした生活。

 ブタが盗まれてからは町に戻ったら、かつては有名人で主人公の事は知らないものはいないということがわかってくる。主人公が閉ざしていた心が販売業者との関係を築いて心を開いていく様子をニコラス・ケイジの静かなお芝居で見せてくれて90分の短さの中で伝わってくるものでした。

 

☆☆☆

鑑賞日:2023/03/31 WOWOW

監督マイケル・サルノスキ 
脚本マイケル・サルノスキ 
原案ヴァネッサ・ブロック 
マイケル・サルノスキ 
出演ニコラス・ケイジ 
アレックス・ウルフ 
アダム・アーキン 
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