映画【パトリオット・デイ】感想

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●こんなお話

 ボストンマラソンでの爆破事件をアメリカサイドから見た話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 事件に関わった人たち。警官、政治家、被害者、容疑者を全く関わりのない日常を同時進行で描いていく日常に始まり、事件が起こって解決に至るまでを描いていて、事件の詳しいことを知らないで見たので、ド派手な銃撃戦をしていたり、倉庫をまるごと借りきって、事件現場を再現したり、監視カメラをひたすら見つめて怪しい人物を探したりと。当時の人たちの動きが知ることができて興味深く見ることのできる130分でした。 

 ただ2016年に見られる映画としては犯人の動機の部分はほとんど描かれずに、事故を描くのは少し残念で。そりゃ爆破事件が起こって、その場にいた人たちの対応を見れば、当然美談になるわけで、警察官や被害者の勇気には尊敬できるし、犯人は憎むべきという気持ちになりますが。当然の結果だけなので、面白さはなかったです。なぜこのような行動を犯人がしたのかを描かないといま描く意味みたいなものは感じられなかったです。テロには屈しない人たちがいるのに、その後も世界中でテロはなぜ起こるのだろう? と見ていて疑問のまま微妙な気持ちでした。 

 事件の捜査も動き始めるのは、通報によってだけなので犯人を追いかける捜査ものとしての面白さもなかったです。犯人が自滅していくだけで、しかも無計画にバンバン銃を撃つサイコパスな描かれ方もつまらなかったです。もっと点を線にしていく地道な捜査やハイテクな捜査とかをエンタメとして見たかったです。 

 それに最後に出てくる事件のご本人登場も興ざめで、「愛は地球を救う」的な日本テレビの24時間テレビのVTRを見ているかのような気持ちになりました。そういうのを映画として見せて言わなくてもわからせてほしかったです。一気に説明的説教的になりました。 

 とはいえ、ケビン・ベーコン、ジョン・グッドマン、JKシモンズと通好みのおじさん俳優が出ていて彼らを見られるだけで満足な1本でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/06/13  TOHOシネマズ川崎  2018/09/08 Blu-ray

監督ピーター・バーグ 
脚本ピーター・バーグ 
マット・クック 
ジョシュア・ゼトゥマー
出演マーク・ウォールバーグ 
ケヴィン・ベーコン 
ジョン・グッドマン 
J・K・シモンズ 
ミシェル・モナハン 
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