映画【オズ はじまりの戦い】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 マジシャンがオズの国にたどり着いて、救世主の魔法使い大衆から崇められて何とか魔女と戦う話。

●感想

 カラフルな映像とCGを多用した世界観が独特の雰囲気を出していて、見ていて楽しい映画でした。

 ただ映像は楽しいですが、話自体に目新しさがなく。特に1幕目のスタンダードサイズのモノクロの主人公の日常シーンが話がどこに向かっているのかわかりにくく、ツカミとしては退屈でした。その後、2幕目のオズの国に行ってから、やっと話に動きが出てきますが、あとは主人公が口先だけで何とか仲間を集めて、魔女との戦いになるけども…。という流れも平凡な映画になってしまっていると思いました。科学でみんなを騙すというのもありきたりすぎて、カタルシスが得られるものではなかったです。

 カタキ役の魔女の姉妹も彼女たちの対立構図もあったりして、どこにカタキ役としての憎たらしさの感情をこめればいいのかわかりにくいキャラクターの配置でした。

 オリジナルの「オズの魔法使い」のオマージュに重きが置かれてるだけと感じ取ってしまう映画でもありました。

☆☆

鑑賞日:2020/04/12 WOWOW

監督サム・ライミ 
脚本ミッチェル・カプナー 
デビッド・リンゼイ=アベアー 
原作ライマン・フランク・ボーム 
出演ジェームズ・フランコ 
ミシェル・ウィリアムズ 
レイチェル・ワイズ 
ミラ・クニス 
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