映画【私の少女時代-Our Times-】感想(ネタバレ)

Our Times
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●こんなお話

 イケてない主人公がクラスイチのイケメンさんに片思いをするけど、番長ともいい官人になっていく話。

●感想

 映画としては少女マンガとかで腐るほど描かれているであろう設定で、主人公はボサボサヘアーにメガネにイケてない感じなのにメガネを外すとめちゃ美人という設定だったり。仲良くなってしだいに好きになっていく番長は、暴れん坊だけど過去にあった事故をきっかけに不良になっていて、実は勉強も出来てしっかりしているという。主人公たちがしだいにお互い好きになっていっているのに、お互いの思いに気づけないというこれまたTHEステレオタイプの少女漫画的な設定でした。 

 台湾の学生さんたちの日常ものとしても面白くてデフォルメはされているとは思いますが、強権的な生活指導の先生との対立だったり、みんなで水風船大会とかえぴそーどとして面白かったです。 

 不幸の手紙的なものをきっかけに主人公たちの関係が動き始めていって、一喜一憂する主人公たちを応援してしまう映画でよくできていたと思いました。下手したら古臭かったり、気恥ずかしかったりしそうな設定なのに正面から正々堂々と描いているためか清々しい青春映画だったと思いました。 

 スラムダンクやDr.スランプだったりドラゴンボールだったり、男の子主人公が好きな芸能人が内田有紀や酒井法子だったり、日本人としても面白い映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2018/08/28 DVD

監督フランキー・チェン 
脚本ツォン・ヨンティン 
出演ビビアン・ソン 
ダレン・ワン 
ディノ・リー 
デヴィ・チェン 
特別出演アンディ・ラウ 

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