映画【娚の一生】感想(ネタバレ)

Otoko no isshô
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●こんなお話

 祖母の家で暮らす主人公の元に、祖母の元カレの強引に離れに住んじゃって、なんやかんや好き好きになっていく話。

●感想

 日本家屋の空間や田園風景を綺麗に映し出していて、話自体は大きなうねりもない平坦な展開だけど画面を見てるだけで心地のいい映画でした。

 主人公の幼少時代で祖母が染物をしていて、そこに1人の青年が訪ねてくるところから物語が始まり。成長した主人公の現代パートに入っていく。
 祖母が亡くなって、1人で祖母の家に住んでると思ってたら離れに大学の先生のおじさんが住み始めて同居生活していく。

 勝手にいいなずけとかってなってしまったり、ありえないような展開ですが。普通に見えちゃうのが不思議でした。トヨエツさんの魅力。
 捨てられた男の子をお世話するシークエンスやら大学の先生の実家を訪ねるシークエンスや主人公の元カレが訪ねてくるシークエンス。
 クライマックスがいなくなってしまって落ち込んでたら、台風が来て…。というクライマックスが普通すぎて、そこまで盛り上がらなかったです。

 そしてやっぱり、今まで独身で過ごしてきて大学でもモテモテだった男がなにゆえ主人公のことを好きになったのか全くわからなくて入り込めなかったです。とはいえ、大人なラブストーリーとして楽しめる120分でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/02/17 TOHOシネマズ南大沢

監督廣木隆一 
脚本斉藤ひろし 
原作西炯子
出演榮倉奈々 
豊川悦司 
安藤サクラ 
前野朋哉 
落合モトキ 
根岸季衣 
濱田マリ 
徳井優 
木野花 
美波 
岩佐真悠子 
坂口健太郎 
向井理 

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