映画【鬼婆】感想

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●こんなお話

 南北朝時代の人間の業の話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 オープニングでいきなり田楽刺しにされる男たちにかぶせて、おぞましい音楽が始まり。ただ事ではないスタートで、一気に物語にひきこんでくれる素晴らしいツカミでした。
 人間の欲望をこれでもかと見せ付けてくれて、白黒の映像と人間の体以上あるススキのロケーションが不気味な雰囲気を増して恐ろしい空気を出している映画でした。

 最後の「鬼じゃない! 人間だ」と追いかける姿は、スクリーンで観ていたら強烈なインパクトがあったことだろうなぁ。と想像できます。そして、母親は自らの崩れた自分の顔が見えていないというのが哀れさを増していました。

 それにしても、食欲性欲。自らのエゴを追及することしかしない登場人物たちを見て、何とも複雑な気持ちにさせてくれる映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/03/20 DVD

監督新藤兼人 
脚本新藤兼人 
出演乙羽信子 
吉村実子 
佐藤慶 
殿山泰司 
宇野重吉 
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