映画【エンド・オブ・ホワイトハウス】感想

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●こんなお話

 ホワイトハウスがエンドする話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 ホワイトハウスにテロリストが突入して、ホワイトハウス内で元シークレットサービスが皆殺しにしていくというわかりやすい展開で楽しかったです。

 第1幕の終わりで輸送機のジェノサイドがあり、観光客が全員フル装備の武装で襲撃を開始する。ここの迫力が凄いことになっていて、民間人も警備も2万人くらい殺されますが、断末魔がスゴイです。んで、唯一生き残った主人公がテロリスト全員を殺害していく。そんな120分で、迫力ある戦闘シーンがたくさんあって楽しめると思います。

 が、いかんせん無茶苦茶で突っ込みどころ満載なのがものすごいことになって。結局、これだったら何でもいいんじゃないかと思ってしまうのが残念でした。
 圧倒的不利な状況から、主人公が観客も思いつかない知恵や経験や体力で有利な敵をやっつけていくというのを期待したいですが。
 この主人公は、うろうろするだけという。確かに閉じこもった敵に対してどうすることもできないですが、何か主人公しか知らないホワイトハウスあるあるみたいなので突破してほしいですが。うろうろして、敵が出てきたところぶん殴っていくというだけ。
 それも何故勝てるのか? という理由は元特殊部隊というだけ。2万人くらいのSPとかが皆殺しにされたのに、何故か勝てるという。それは「主人公だから」という理由にしか見えないです。敵が何人で銃を撃っても主人公には当たらない。なぜなら「主人公」だから。

 周りの人物もステレオタイプな配置で、救出しようとする政府関係者も主人公のいう事の真逆をとる偉い人。結果、味方に損害がでるって展開ももう2万回見てきたかのようなキャラクターでした。後は、敵のスパイが主人公と出会い「○○は狂ってる」と話し「何で○○知ってるんだ」と、これも2万回見てきたうっかり喋っちゃうパターンで面白さがなかったです。
 そしてカタキ役側の背景が全く描かれず、輸送機でホワイトハウスを襲撃するところから始まり、完全武装でホワイトハウスを真正面からゴリ押しするという。
 一体どうやって国内にそれだけの武器を持ち込んだんだと。アメリカの次世代兵器まで持っているという。「何で持ってるの!」という台詞がありましたが、その答えは描かれない。しかも韓国政府内に潜りこんだりして、無茶苦茶です。そもそも最初の輸送機の攻撃まるごとカットしても大丈夫なんじゃないかなとか思いながら進んでいきました。

 主人公からはアクションをせずに、カタキ役が出てきたところを鉢合わせして倒すというリアクションの繰り返し。敵がそこにいなかったら次に転がって行かないのが残念でした。
 最後もエレベーターからいきなり出てきて、カタキ役と鉢合わせして戦いがスタートという。何でそのタイミングで出てきたのかは「主人公だから」としか理由がなかったです。


 そして大統領を守るために勇猛果敢に戦って亡くなった方々の死体がゴロゴロの中で大統領がジョークを飛ばす姿を見て、「この人のために命をかけて亡くなった方たちが悲しむだろうな」とガッカリして終わりました。

 もっと新しい何かを見せてくれないと。ちょっと辛い120分でした。このあと、ピョンヤンを空爆して朝鮮戦争が勃発するのかなと思う120分でした。「ロシア、中国、イギリス、フランスと協力して北朝鮮に対応しろ」みたいな台詞が出てきて、日本はやっぱり外されてるんだなと、悲しくなる120分でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/03/23 Blu-ray  2016/06/04 NETFLIX

監督アントワーン・フークア 
脚本アントワーン・フークア 
出演ジェラルド・バトラー 
モーガン・フリーマン 
ラダ・ミッチェル 
アーロン・エッカート 
アシュレイ・ジャッド 
アンジェラ・バセット 
メリッサ・レオ 
リック・ユーン 
ロバート・フォスター 
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